マルセイユタロット 大アルカナ 13 死 意味まとめ
13 【死】
大きな鎌をもった骸骨とバラバラになった人体が大地に散らばっている
【意味】
自然の摂理やサイクルの終わりの意味
不要なものはこの時期に刈り取られて終わっていきます。大切だったものを失ったとき人は無の状態になって抜け殻のようになります。しかしいってみればそれはどうやら役目を終えたのであって失われたのとは違うようです。活力を失い死んでいく流れの一コマです。無になった後はどうなるとおもいますか?ずっとそのまんまではありません。それよりも抱えきれない不要な物を持ち続けていては新たなものが始まらないように、終わってなくなってしまえば自然な流れて新しいものは入ってきて始まっていくとゆうものです。寂しさや思い切りはあるかもしれませんがそのあとは清々しさとなっていくでしょう。
【どんな時このカードがでるの?】
・終わりにむかう時
・なにかの納め時、切り替え時
・いままでは価値があると感じていたことに興味がなくなっていく時
・卒業する時
・ゼロ(無)に一旦はなる時
【こんな世界観】
今まではこれといった信念めいた物があなたを駆り立てる原動力となっていたのでしょう。しかし何か意味やこれといった心での憤りがあるわけでもなく自然な形でその信念への価値が薄れていく時があります。あんなに死守したくてしかたがなかった大切な魂のような物。それなのにこの世界ではその命とでもいえる信念が通用しなくなっていくようです。萎んでいく死んでいく感じです。あんなに活き活きとエネルギッシュに語っていた過去が嘘の様。しかしその信念はどうやらもう必要ないようです。つまり春夏秋冬のサイクルの終わりであるとか過去へのさよなら、卒業といった世界です。ここで悪あがきするとモヤモヤとした状況は長引いていまうだけとなってしまいそう。しかしそれはとても自然な流れでやってくるものなのです。何か後退していくのでは!?と不安になる事はありません。一旦無になってそしてそこからまた何かが始まるのですから。
【まとめ】
こんな事例がありました。
不倫関係にある方がある日お相手の方が奥様と一緒のところを目撃してとてもショックを受けてそれからとゆうもの、このままでいいのだろうか?とゆう気持ちに変わっていったといいます。その時できカードがこの「死・無」今までの淡い感情がゆっくりと薄れていったといいます。何かを終わりにしていく感じだといいます。とても怖そうに見えるカードですが自然な流れの中に起きる必要な段階なので怖いとゆうよりは楽になっていくので「死と再生」といった意味と感じています。「力」「吊るされた男」、この苦しみから解放に向かうのであればやはり楽を感じさせる世界かと思います。