マルセイユタロット 大アルカナ 10 運命の輪 意味まとめ
【10 運命の輪】
回る車輪の上と左右に獣がいる
【意味】
運気とゆうのは上がる時もあれば下がる時もある。それは自分の努力や意思とは関係ないこともある。
運命や運気さえも努力次第で、とか自分で運気を上げるもの、と考えることもあるけれどここではそんな相対的な考えではなくただ回転していくものがあってその上にいる時もあるけど下にいる時もあるとゆうもの。後になって「あれは運命のいたずらだったよね」とゆうセリフを聞いたことはないでしょうか?たまたま起こる世界とゆうのはあるとゆうことです。
【どんな時このカードがでるの?】
・なんだかわかんないけどたまたま起きた出来事な時
・主体性がある世界とそうでない世界の転換期な時
・後になってから偶然な出来事が意味を持ち出す時
【こんな世界観】
ここでは努力してもしなくてもなるようにしかならないとゆう世界です。つまり運気は天任せとゆうこと。笑顔でいたら運気が上がったとゆう場合は女帝の世界。努力次第で結果がでるのは正義の世界。運命の車輪では偶然の流れにのるのが一番賢いとゆうことかもしれません。偶然のようなたまたまの出来事の繰り替えしから人生はできていて後になってからあの時あんなことがあったから今に至っているんだ。あれは運命だった、と気づくそんな出来事もあるとゆうのがこの世界です。運命というのもたまたまとゆうのもつまりはそれが上にいるのか下にいるのかの違いなだけでなるようにしかならないとゆうこと。素敵な運命、もしくはつまらない偶然、どちらも同じではあるのですが上か下かで表現は違ってくるのかもしれません。
【まとめ】
運命の輪、とゆうと何か素敵な想像をしてしまいます。それは棚から牡丹餅的なニュアンスもありますが同時にその逆もあります。しかし木を見て森を見ずとゆうように一点をとらえてしまっては上や下と感じますが総じて同じなのでしょう。そんなことをいってしまうともう占い自体がなにか退屈で面白みのないどうしようもないツールに感じてしまいますが、そうゆう時って確かにありますよね。今がそれだよね、と客観的に捉えなおすきっかけにしてくれるのが何も摩訶不思議な物でもなんでもないそれがタロットの役割なのでしょう。
摩訶不思議に頼らなくても我々人間の能力の方が実は人生そのものをドラマチックに輝かせることも成長させるも可能なのですから。
マルセイユタロット 大アルカナ 09 隠者 意味まとめ
【9 隠者】
哲学者ディオゲネスがランプをかざしています。
【意味】
一旦立ち止まり、あなたが本当に価値あるものをみつける為に一人でじっくりと考える時です。答えは自分の内にあるので他の誰かにきいても納得はできません。
本物かどうかをランプを当ててひとつひとつ見極めていくことに意味があります。それは人と違うけれど自分ははたしでどうなのか?人と違う自分は異常なのか?自分が欲しいもの行きたい道は自分で見つけて自分で見極めていくしかありません。今までは教えられたとおりにしていればよかったけれどこれからはそうはいけなくなっているのです。従えないあなたがみそれを誰に説いてところであなたは決して納得できません。あなたにとっての価値のあるものとははあなたが一人になって考える以外に方法はないからです。
【どんな時このカードがでるの?】
1人でじっくり考える事が重要な時
誰にきいても本当に納得できる答えが出ない時
今まではただ人に従ってきた時
自分の考えをもつことが今後必要となってくる時
【こんな世界観】
人は一人ひとり違ってあたりまえなのだけれども今まではそれを考える必要がなかった人もいます。けれど前に進みたいけれど違和感を感じづにはいれない状況がでてきます。そんなとき自分にとって一番大切にしたい価値をもっていなければ結局何を目指したり何を手放したりしなくてはいけないのかが分からなくなります。集団から外れ一人になって考えた時人の意見はいりません。あなたの価値はあなたしか感じられない価値なのです。これからの人生の道しるべとなってくれるのはあなたしかわからない価値だとゆうことです。
【まとめ】
9隠者以降の世界では主体性はなくなっていくので自分では決められなくなっていきます。決められるうちに自信の価値設定をしておかないとただ流されてしまったり見失ってしまうとゆうのではないでしょうか?
気になる人ができたのですが進展しますか?
とゆうご質問に「隠者」がでました。
この方は自分でもまだ好きかどうかもわからないのに進展するなら好きになる、しないならやめておこうといった自分のない状態でした。未来予測もいいけれど安易な道を選んでばかりいたのではどうせ長くはいかない時がくるのですからまず立ち止まって自分はどんな事やどんな人に価値を感じるのかを一人で考える時がきたとゆうことです。
この隠者がないと安直で薄っぺらいだけとなってしまうのかもしれませんね。
自分で考え自分で決めて自分を証明する。そんな時には隠者が問われるのでしょう。ふむふむ
マルセイユタロット 大アルカナ 08 正義 意味まとめ
【8 正義】
女性が天秤と剣をもって判断している
【意味】
冷静に客観的に量りにかけ、感情や憶測といったあいまいなものを切り捨て公平に判断すること
天秤で釣り合うとゆうことはここでは釣り合いが取れているとみなされます。そして相対的にみるので何かをしたらそれに釣り合う結果が得られるとゆうことです。また物事を判断する時は剣で憶測や感情を排除し客観性をもってして判断することが正解となるのです。努力したらそれに見合う結果が得られたり、フェアであるために相手と調整して頭と心の折り合いをつけていくことができるとゆうことです。
【どんな時このカードがでるの?】
物事をドライに判断する必要がある時
原因と結果がある時
感情で物事を見過ぎている時
何かを判断できる時
折り合いや妥協点をつけていく時
【こんな世界観】
ここでの正義(正しい)は物事を見えることのみで判断できる世界です。目には見えない心や憶測は必要ないとゆうことです。つまり可哀そうだからとか嫌いだからとゆう考えは排除していいとゆうことです。また、何かをすればそれにやっただけの結果もついてくる、つまりそれがフェアでありイコールだとゆうのがここでは正しいとゆうこと。何もしなければ何も起こらないし、結果があるとゆうことは原因もあるとゆうのが正義の世界です。
【まとめ】
このカードは判断できるカードです。職場の人間関係で悩まれている方によくこのカードがでると感じます。そんな時は大概は「あの人が嫌いなのだけど職場だから仲良くはしておかなくちゃいけないから・・・」といった感じです。その時の正義のカードはこう言います「感情や憶測を抜きにして考えてみてください。職場だからといって仲良くする必要はありますか?もっと客観的に判断してみてください。そしてできるのであるならば相手と話し合ってみてあなたの都合のいい妥協点を見つけていくことですよ」
気になる人がいる場合・・・「怖い気持ちやイメージはあるだろうけどそれは一旦横においておいて何かやってみる事です。天秤に載せていくのですがら重すぎないように少しづつ。載せたら載せたなりの反応は返ってきます。相手と対等ではないとゆうなら対等となれるようにご自身を磨いていくのもこの天秤に載せることになります」
復縁についての場合では「わりに合わない結果となっているのかもしれませんね。自分はこんなに相手に尽くしたのに振られるのだなんて」と折り合いをつけたい時にもこのカードがでるのでその時は気持ちはまずは置いといてうまい落としどころを探す調整をされてみるのがいいでしょう。
ビジネスにおいてはこの調整が大切です。相手がかわしそうだから甘い判断をしている事があります。ビジネスと割り切って行かれることがゆくゆくはお互いの為になっていくのでしょう。契約とか取り決めなんかがまさに正義の世界といえます。ハッキリしていてたしかに分かりやすいですね。教皇から見たらドライ過ぎると感じてしまうでしょうけれども。
マルセイユタロット 大アルカナ 07 戦車 意味まとめ
【7 戦車】
馬車に乗り故郷に凱旋する英雄の姿
【意味】
結果ではなく、リスクを負ってでも勇敢にチャレンジする事
行動することの目的は結果が全てだと思いますか?もしそうだとしたら実行するのにはとても躊躇してしまうでしょう。危険だとしてもリスクが大きいとしてもやってみない限りはすべては憶測にすぎません。無謀と言われてもチャレンジする人を英雄と言います。結果ではなく行動する「行為」に英雄の本質があります。つまりは挑む事、行動を起こす事が重要とゆう事です。やったみないと納得できないからです。
【どんな時このカードがでるの?】
チャレンジする時
行動して変革する時
無理でも行動する事でしか納得できない時
【こんな世界観】
どうにも勝ち目がなくても挑まざる負えない時ってあるものです。未来を変えることに通ずるのかもしれません。ここでは勝つか負けるかは重要ではありません。チャレンジすること、戦うことが重要な世界です。怖いとか恐れるとかは当然です。それくらい難しく大変な世界です。目的がなかったら目的を作りましょう。戦いとは”何か”をはっきりさせましょう。その方がより遠くへより勢いよく飛び出せるのですから。
当たり前の結果なんてここでは価値がありません。より高く望み思い切って行動を起こしてください。とにかくやってみる!これこそが戦車の世界です。
【まとめ】
やりたい事をやる!それには結果は重要ではないけど大変でガムシャラに食らいついていく覚悟は必要なのがこの戦車の世界です。
・やりたい事について出たカードが戦車なら、それはあなたにとってとても高くて遠くてでもどんな事をしてでも取りにいかざる負えない事です。覚悟をもってして挑んでください。
・あなたにとってそれは挑戦ですか?と問いかけてみてください。もしくはどっちが燃えますか?です。枠を飛び出すのですから今までとは違ういばらの道へ行くこととなるのでしょう。しかしそれがどんなに大変な道のりだとしてもそれは納得のできる未来へとつながっていくはずです。
マルセイユタロット 大アルカナ 06 恋人 意味まとめ
【6 恋人】
男性(ヘラクレス)の両脇にふたりの女性(徳と快楽)がいて迷っています。頭上にはクピドーがいて矢を放たれるところ
【意味】
自分の心なのだけれども自分の意思ではコントロールできない。心に従うことも大切とゆうこと
心とは時として強い原動力となります。恋に落ちるとはまさにその通りで意図してするものであれば「落ちる」とゆう表現はしません。「規範」から逸脱して自由へと向かうには強い原動力が必要です。社会の規範から解放してくれるのがこの心の叫びであり自由への開放となるとゆうことです。心に従った時、意思の力では及ばない程人は強くなれます。
【どんな時このカードがでるの?】
思いっきり行動に移すにはしっかりとしたビジョンを持つのが大切な時
迷っていて決められない時。もっと迷っていてよい時
まだ決めるよりもイメージを広げていく時(選択肢を増やしていく時)
可能性を狭くしてしまっている時
【こんな世界観】
親や先生のゆうことを信じて従っていれば人は迷うこともレールを外れることもないかもしれません。しかし人は煌びやかだったり良い悪いでは測り切れない物に心惹かれることがあります。その心がときめく世界は模範のある決められたレール以外に広くて素晴らしい世界があることをおしえてくれます。心があるからいろいろな経験をし人とは違うオリジナリティが生み出されるのです。従順なやり方以外のお手本のない世界を知るとゆうことは色鮮やかな世界を知るきっかけになる、そう伝えてくれているのだと思います。芸術とは恋人の世界観かもしれませんね。
【まとめ】
恋に落ちればいい事ばかりではありません。苦しい事も同じくらいある時は「悪魔」のような世界と感じる事もあります。しかし悪魔の場合は離れたいとも思わない所が違うところかもしれませんね。教皇から逸脱していく恋人はいわば思秋期を迎えている若者の様。恋をして色気づいていくことは大人へと成長していく段階なのですから喜ばしいことであり素敵な事なのです^^。
付き合ってはいないけど仲良くしてて気になる彼とのことについてご相談を受けました。
その時でたのが「恋人」です。
ご相談者さんは相手がかなり離れた年下である事、結婚して出産しなくてはいけないのでゆっくりしていられない事。甥っ子たちはどうおもうかしら。との心配をしてました。
このマイナスなイメージは教皇でこれから逸脱していくとゆうことです。これからはポジティブなイメージを広げていって心が赴く方にやがて決まっていきます。それは教皇では味わうことのできない素敵な世界への扉とゆうことです。
出会いについてのご質問でこのカードがでたら、みなさん候補はいるといいます。候補以外の選択肢を増やそうとしているのでしょう。増やせばいずれそのなかからお一人がきまっていきます。
嬉しい悩み、とはこうゆうことかもしれません。
私もオファーがおおくて決められない!そんな経験をしてみたいものです笑
マルセイユタロット 大アルカナ 05 教皇 意味まとめ
【5 教皇】
教皇が教え(規範・ルール)を聖職者に説いている。
【意味】
集団の中での「規範」を信じる。ルールは基本である。良心を信じる事から始めること
社会とゆう集団の中に入っていくときそこに既にある規範に従っていかなければ秩序はたもたれません。今までの一人の世界では自分ルールが通用していたかもしれませんが、社会では皆が共有すべきルールがあります。そのルールを守る事がなによりも社会の中では大前提のルールであるとゆう事です。理屈ではなくあなたの中の「正しい・規範・罪の意識」に従く事。良き心に従う事こそが大切だとゆうことです。
【どんな時このカードがでるの?】
オリジナルではなく成功法が重要な時
真っ当な考えを優先する時
世界の一員とゆう事を意識する時
自分が損しても良き心に従く時
高みを目指す事が重要な時
【こんな世界観】
チームで大切なのは個の力よりも団結力が大切といわれます。団結力とはチームを統括するリーダーがいてその教えをチームで共有し従う事からできています。そこには個のオリジナリティーではなく集団の一因としての役割こそが大切となってきます。観念・理想・良心・向上心・綺麗ごと・保守的・正しい・常識・神様・良心 これらがここでは正しいとゆうことです。
伝統継承、見本、道徳、それらはすべて信じる事で前提にあります。
【まとめ】
教皇の世界はこの世の中の柱となっているように感じます。
あなたの尊敬する人はどんな人ですか?目標とする人は?そんな人をまずは信じてみる事から初めてみましょう。好きな事がない。何をしたらいいかわからない。そう考える人もたくさんいるでしょう。そんなときこの「憧れの人」を思い描くのも一つです。そしてその人のまねから初めてみましょう。その思い描く憧れの人を信じてまねていくことは教皇です。お手本を疑っては何もできません。だから信じてみるのです。そしてルールにのっとって成功法でやっていく学んでいくことが教皇の世界です。若いうちはこの段階をしっかりと身に着ける事は非常に重要と感じます。教皇の世界は理想できれいごとかもしれませんが教皇は基本や柱となる世界なのでそれを知っている先にオリジナルがあるのだと私は考えます。
ゆとり世代に見落とされた世界です。